イベントの申し込みページの作り方
オフ会・撮影会・勉強会の申し込みを受けるページを、何で作って何を載せるか。作る方法の違い、入れる項目、集めたあとの扱いまでをまとめています。
最終更新: 2026年8月8日
オフ会でも撮影会でも勉強会でも、人を集めるときにやることは同じです。何の会かを伝えて、来る人を把握する。 この2つを1枚のページでやるのが申し込みページです。
ここでは、作る方法の違い・載せる項目・集めたあとの扱いまでを一通りまとめます。個別の手順は、それぞれの記事に分けてあります。
申し込みページが担う2つの仕事
申し込みページには、性質の違う2つの仕事が乗っています。ここを分けて考えると、道具選びで迷わなくなります。
| 誰のためか | うまくいかないと | |
|---|---|---|
| 告知 | まだ来ると決めていない人 | 「面白そう」と思ってもらえず、そもそも申し込みが始まらない |
| 受付 | 来ると決めた人と、主催者 | 誰が何人来るのか分からず、当日に確認と連絡が発生する |
よくある詰まり方は、この2つを別々の場所に置いてしまうことです。告知は SNS の投稿、申し込みは別のフォーム。すると配るリンクが2つになり、片方だけ見た人が「日時が分からない」「申し込んだつもりで申し込んでいない」という状態になります。
作る方法は大きく3つ
| 方法 | 向いているとき | 気をつけること |
|---|---|---|
| フォーム作成ツール | とにかく早く受付だけ始めたい。項目を細かく作りたい | フォームは受付の道具なので、告知の面は別に用意することが多い |
| イベント受付サービス | 告知と受付をまとめたい。参加者に見せる形を整えたい | サービスごとにできることの幅が違う。集金の有無で選択肢が変わる |
| 自分のサイトに作る | 既にサイトがある。見た目を完全に決めたい | 受け取ったあとの保存・通知・迷惑投稿対策まで自分で用意することになる |
規模で決まるものではありません。集金するかどうかと告知の面が要るかどうかの2つで、だいたい決まります。
無料でどこまでできて、どこで足りなくなるかは イベントの申し込みフォームを無料で作る にまとめてあります。
告知として載せること
「行こうかな」と思っている人が探すのは、だいたい次の項目です。書いていないと、そこで止まるか、個別に質問が来ます。
- 日時 — 開始と終了。終了時刻が無いと予定を立てられません
- 場所 — 会場名と住所。オンラインならその旨と、URL をいつ送るか
- 参加費 — 金額と、いつどうやって払うか。無料なら「無料」と書く
- 誰向けか — 初参加でも大丈夫か、年齢や性別の条件があるか
- 何をするか — 当日の流れ。1行でも書いてあると不安が減ります
- 持ち物・服装 — 撮影会なら機材、屋外なら天候の想定
- 主催者が誰か — SNS アカウントでも、あるとないとで安心感が違います
- 中止・変更の条件 — 雨天中止か、最少催行人数があるか
- 締切 — いつまで申し込めるか
キャンセルの扱いは、書いておくほど後が楽になります。 いつまでなら取り消せるか、参加費を先に受け取っているなら返すのか。揉めるのはたいてい、書いていなかったところです。
情報を揃えても申し込みが増えないときは、書く順番か、書かれていない不安のどちらかが原因です。→ 人が集まるイベントページの書き方
申し込みフォームに入れる項目
項目は「当日または事前に、主催者が実際に使うもの」だけにします。使わない項目を1つ足すごとに、書くのをやめる人が出ます。
ほぼ必ず要るもの
- 名前 — 当日の照合に使います。SNS で繋がっている集まりなら、本名よりハンドル名のほうが照合しやすいこともあります
- 連絡先 — 変更や中止を伝える手段。1つに絞ったほうがよいです。メールと SNS の両方を聞くと、どちらに送ったか分からなくなります
会によって要るもの
- 同伴者の人数(席や食事の数が変わるとき)
- 食べられないもの(飲食があるとき)
- 希望の時間帯(入れ替え制のとき)
- 機材・作品の情報(撮影会や展示のとき)
- 緊急連絡先(屋外や長時間のとき)
聞かないほうがよいもの
住所・生年月日・勤務先は、当日に使わないなら聞かないのが無難です。預かった時点で管理する責任が生まれますし、参加者から見ても「なぜこれを聞かれるのか」が分からないと手が止まります。聞くなら、項目の説明に理由を1行添えると通ります。
項目の決め方は会の種類で変わります。オフ会・撮影会・勉強会それぞれの項目セットと、必須にする基準は イベントの参加申し込みフォーム、何を聞けばいい? にまとめてあります。
集めたあとにやること
- 受け取ったことを本人に伝える — 申し込んだ直後に何も起きないと、届いたのか分からず、もう一度送る人が出ます
- 名簿の形にする — 当日に見る順番(受付順・五十音・時間帯)で並べておきます
- 直前に連絡する — 集合場所と時刻。ここで来られない人が判明します
- 終わったら片付ける — 連絡先をいつまで持つか決めておくと、次の会のときに迷いません
よく詰まるところ
メールアドレスの打ち間違い
参加者は手で打つので、一定の割合で間違えます。間違っていても、送った側にはエラーが見えないことが多いのが厄介な点です。当日になって「連絡が来ていない」と言われて初めて気づきます。届かなかったことが分かる仕組みがあるなら、確認する習慣をつけておくと安全です。
同じ人が二重に申し込む
送信できたか不安で二度押す、というのが典型です。ただし同じ連絡先で複数人ぶん申し込むのは正当な操作(家族や部活動など)なので、機械的に弾くと本当の申し込みが消えます。名簿を見て人が判断するほうが確実です。
締め切ったあとに来る申し込み
締切後もページが見えていると、気づかず申し込む人が出ます。受付だけを止めてページは見えたままにしておくと、「終わったのか、そもそも無いのか」が伝わります。
当日の受付が詰まる
名簿を紙で持つか画面で見るかは、会場の電波と人数で決めます。20人を超えるなら、名前で引ける形(五十音順)にしておくと止まりません。
受付をするのが自分ひとりなら、当日の動き方が変わります。→ 少人数イベントの当日受付
この記事について
道具ごとの「できる・できない」は、公式の資料か実物で確かめたものだけを書き、確かめた方法と日付を添えます。確かめていないことは書きません。